マジックできると得するかも!
先生が自己紹介でマジックを披露する。よく見る光景だ。ボクもマジックをして、驚かせたり、喜んでもらうことが好きで、マジックを子どもたちに見せることがある。子どもたちが「この先生おもしろい」「この先生すごい」と思ってもらえたり、マジックの先生と顔を覚えてもらえるのも”マジックの力”だと思う。
しかし、それだけではない。最近とくに感じることだが、マジックは、印象づけるためにもとても効果がある。コロナの話題になり、対策を子どもたちにどう届けるかを考えていたときに、マジックをすることを思いついた。
例えば、手洗いのあとにハンカチで清潔に拭いてほしいとする。「ハンカチもってきて」この声かけでももちろんいいが、ボクはハンカチからものがでてくるマジックを帰りの会でみせた。そして「ハンカチって便利だよ~こんなにいろんなものが出てくるから、もってきたほうがいいよ」と手洗いの話をしたあとに合わせて行った。子どもたちはすごい!やってみたいというようになり、「もってきたら教えてあげるよ?」などと言っておくと次の日はハンカチをもってくる子が増えた。
ほかにも「小さすぎるとなくなるかもしれないから大切にしてね」というメッセージとともに、ハンカチを消すマジックをしたりした。コロナとは関係ないが、ノートをめくると絵がでたり消えたりするマジックをしながら、「みんなとの思いでをノートにたくさんつくっていきたい。でも、みんなで協力できなかったら台無しになるから、みんなで協力して楽しい1年にしましょう」と語ったりした。
ただマジックを見せるだけでも効果はあるが、学校の先生としてマジックをできるようになったほうがいいなと思うのは、子どもたちの印象に強くのこす力があるからだ。どんなメッセージをつたえるかを考え、それにあったマジックを練習し、子どもたちに届ける。そんな方法もいいなと感じた。
≪マジックの力≫
- 驚かせる、喜ばせる
- 印象づける。
- 強いメッセージに変えて相手に届けてくれる。
- 子どもたちのやる気にもなる。(また見たい)
”シカケ”としては・・・
ハンカチをもってきたくなるシカケ 【挑戦】
子どもの目的:マジック練習したい!
ボ クの目的:ハンカチを持ってきてほしい!
ばいば~い